2025.04.25 イベント告知

第12回「科学と社会」意見交換・交流会(ゲスト:前東北民俗の会会長の佐藤敏悦さん)の参加者を募集します(2025.4.25開催)

 心豊かな社会をつくる会(代表:大草芳江)では、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、「科学・技術の地産地消」具現化のアプローチを多角的に模索するために、「科学と社会」をテーマに、各界から毎回多彩なゲストを迎え、宮城の日本酒を交えながら、ざっくばらんに政策立案に資する議論を行うニュータイプの意見交換会を定期開催しています。

 「科学と社会」についての捉え方は、立場によって異なります。議題は、ゲストが「科学と社会」をどのように捉えているかからスタートし、その切り口から、参加者同士で議論を行います。議論の様子は、市民参加型の政策立案プロセス検証の一環として公開することにより、広く社会と共有します。

 第12回のゲストは、宮城県の郷土料理や仙台藩の食文化に詳しい佐藤敏悦さん(前東北民俗の会会長、元東北放送取締役)です。佐藤さんは宮城県の郷土料理や仙台藩の食文化に深い関心を持ち、ジャーナリストとしての仕事の傍ら、宮城の食文化と民俗の研究を重ね、その造詣の深さから有名グルメ漫画『美味しんぼ』にも登場されています。

 このたび佐藤さんからは「『新仙台料理』はなぜ失敗したか」と題して、名物料理が無いことは観光にとってマイナスと考えた仙台市が1993年に新規事業として実施した「新仙台料理開発事業」が失敗した理由を解説いただき、参加者同士でざっくばらんに議論します。過去事業の失敗を分析することで、そこから得られる学びを次のプラスにつなげることを目指します。

開催概要 Summary

【名称】第12回「科学と社会」意見交換・交流会
【日時】2025年4月25日(金)19:00~21:00
【場所】綴カフェ(仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル1階 https://tsuzuri.jp/
【ゲスト】佐藤敏悦さん(前東北民俗の会会長・元東北放送取締役)

[略歴] (さとう・としえつ)宮城県出身。法政大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1977年東北放送株式会社入社、2005年東北放送報道制作局長、2009年東北放送取締役、2016年東北放送退職。ジャーナリストの傍ら宮城の食文化と民俗の研究を重ね、宮城県食育推進会議委員副会長(2014年~2018年)や東北民俗の会会長(2016年~2024年)などを歴任。現在、宮城マスター検定1級いっきゅう会会長(2015年~)、みやぎ食育アドバイザー(2016年~)など。主な著書として『仙台藩の食文化』(平成26年大崎八幡宮)、『ふるさとの駄菓子』(平成30年LIXIL出版)など。ほかに民俗・食文化に係る論文多数。

【費用】3,000円(綴カフェ軽食と宮城の日本酒の実費です。恐れ入りますが、価格上昇に伴い費用を改定させていただきました)
【定員】先着25名(定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
【締切】開催日の前々日まで
【申込方法】名前・所属・連絡先(当日つながる携帯電話番号)をご記入の上、メールにて以下アドレス info@yoshie-ohkusa.info までお申し込みください。
【主催】心豊かな社会をつくる会(代表 大草芳江)
【備考】議論の様子は、市民参加型の政策立案プロセス検証の一環として、無記名で議事録を作成し公開いたします。


開催報告 List